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NYの視点:今週の注目:米軍アフガン撤退、8月雇用統計、8月ISM製造業・非製造業指数
*07:34JST NYの視点:今週の注目:米軍アフガン撤退、8月雇用統計、8月ISM製造業・非製造業指数
短期投機家・投資家の円の売り持ち高は前々週から増加した。ポンドは売り持ちに転じたほか、ユーロの買い持ちも減少。
今週は連邦準備制度理事会(FRB)の年内の金融緩和縮小開始の鍵を握る8月雇用統計に注目が集まる。そのほか全米の製造業やサービス業活動の動向を探る上で、8月ISM製造業・非製造業景況指数に注目。8月雇用統計で、6月、7月に続き100万人近くの雇用増加が見られた場合、9月、または、10月FOMC会合で緩和縮小計画が発表される可能性が強まりドルを支援すると見る。ただ、新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大の影響が消費や雇用を抑制している兆候も見られ、今後も経済指標には注目が集まる。
一方、31日にはアフガニスタンからの米軍が完全撤退する。バイデン政権はさらなるテロの可能性を警告しており、撤退日の前後、地政学的リスクは高まると考えられる。
■今週の主な注目イベント
●米国
30日:7月中古住宅販売仮契約、8月ダラス連銀製造業活動
31日:6月FHFA住宅価格指数、6月S&P20都市価格指数、8月シカゴPMI、8月コンファレンスボード消費者信頼感指数、米軍アフガニスタンから完全撤退
9月1日:8月ADP雇用統計、8月マークイット製造業PMI、7月建設支出、8月ISM製造業景況指数
2日:新規失業保険申請件数、4−6月期非農業部門労働生産性、7月貿易収支、7月製造業受注
3日:8月雇用統計、8月ISM非製造業景況指数
●欧州
30日:ユーロ圏消費者信頼感、独CPI
31日:仏、伊GDP、独失業率、ユーロ圏、仏、伊CPI
9月1日:ホルツマン・オーストリア中銀総裁、クノット・オランダ中銀総裁、バイトマン独連銀総裁が講演、ユーロ圏・伊失業率、ユーロ圏、仏、独製造業PMI
2日:ユーロ圏PPPI
3日:ユーロ圏小売り、サービスPMI
●日本
31日:失業率、鉱工業生産、住宅着工
9月1日:渡辺日銀副総裁が演説
●英国
30日:祝日
9月1日:製造業PMI
3日:サービスPMI
●中国
9月1日財新製造業PMI
3日:財新サービスPMI《CS》
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