23日のNY市場は上昇

2021年8月24日 06:14

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;35335.71;+215.63Nasdaq;14942.65;+227.99CME225;27600;+80(大証比)

[NY市場データ]

23日のNY市場は上昇。ダウ平均は215.63ドル高の35335.71ドル、ナスダックは227.99ポイント高の14942.65で取引を終了した。食品医薬品局(FDA)が国内で初めてファイザー・独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンを正式承認したため、コロナ感染拡大への懸念が後退し、寄り付き後、上昇。さらに、原油価格の反発が買い材料になったほか、連邦準備制度理事会(FRB)の経済シンポジウムが対面形式からオンライン形式に変更されたことを受けて、この会合でパウエル議長が緩和縮小計画を発表するとの警戒感が後退したことも支援材料となり、上げ幅を拡大した。ハイテク株も強く、ナスダック総合指数は史上最高値を更新して引け。セクター別では、エネルギー、半導体・同製造装置が上昇した一方で、公益事業が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の27600円。ADR市場の日本株はトヨタ<7203>、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、富士通<6702>、富士フイルム<4901>、オムロン<6645>、日東電<6988>など対東証比較(1ドル109.68円換算)で全般堅調。《FA》

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