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人気アプリ、アップデートの度に劣化か
記事提供元:スラド
Tim Bray氏のブログ記事が共感できる内容を含んでいるので紹介したい。同氏によれば、コンシューマー向けの人気アプリは、あまりにも頻繁にアップデートされることにより、使いにくい、機能が足りない、遅いなどの悪化することがある(Tim Bray氏のブログ)。
こうしたアップデートによって使いにくくなっていく背景には、「プロダクトマネージャー」(PM)と呼ばれる人々の存在がある。彼らの仕事は顧客、経営陣、エンジニアと協力して製品の機能を定義することだ。しかし、アプリ製作のPMは、「現状うまく動作しているのでこのままにしよう」などということはない。そんなことを言えば経営陣からは先見性がないと見なされ、昇進の道は断たれてしまうだろう。
つねにユーザーエクスペリエンスを改革して注目され、称賛されることを目指していることや彼らには顧客が何を望んでいるかをよく理解しているという思い違いもある。そこに、ユーザーの要望や、ユーザーが新しいものに慣れるためのコストといった視点が欠けているとしている。
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