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「speak・talk・tell」の3つの単語はどれも「話す」という意味で訳される。いずれもカタカナ英語でも使用され、日本人にもお馴染みの単語ではないだろうか。ではそれぞれ全く同じかと言えばそれらは似て非なるものである。今回はコアイメージを通してそれぞれの違いを紹介しよう。
【こちらも】「say=言う」と覚えては英語は上達しない!? コアで覚える英語(14)
■speakのコアは
speakのコアは「(声に出して言葉を)話す」である。「音を出すこと」に焦点が置かれており必ずしも話す対象(話し相手)を必要としない。これはspeakの名詞である「speech」をイメージすれば理解できるのではないだろうか。
■talkのコアは
talkのコアは「(相手と)話す」である。相手とのやり取り、つまり「会話」するという意味を持っている。したがって基本的に話し相手を伴う点がspeakとの違いである。
■tellのコアは
tellのコアは「相手にある内容を伝える」であり「情報の伝達」に重点が置かれている。したがってtellの後には伝えることや伝える相手を表す単語が続く。
■それぞれの違い
コアイメージからそれぞれの違いがお分かりいただけるだろう。もっと分かりやすくするために例文からその違いを見ていこう。例えば「英語を話す」と言いたい場合、以下の様にするとそれぞれの意味はどうなるだろうか。
・Speak English
・Talk English
・Tell English
Speak Englishは「英語を話す」と訳される。一方Talk Englishは「英語を話す」という意味ではあまり用いられず分かりづらい。同様の意味のセンテンスにする場合は通常「Talk in English」と表現する。
またTell Englishは「イギリス人達に何かを伝える」となってしまい全く別の意味となってしまう。
■sayとの違い
最後に今回紹介した3つの単語と同様の単語sayとの違いについて触れておこう。これも上記の例文で考えると分かりやすい。
・Say English
これを訳すとどうなるだろうか。これを言われた相手はきっと「English!」と返してくれるだろう。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)
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