マザーズ指数は反発、25日線と5日線に挟まれる値動き、値上がり率トップはEnjin/マザーズ市況

2021年7月14日 17:06

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記事提供元:フィスコ


*17:06JST マザーズ指数は反発、25日線と5日線に挟まれる値動き、値上がり率トップはEnjin
 本日のマザーズ指数は、米国市場やマザーズ先物が下落した流れを引き継ぎ続落でスタートした。寄り付き後は、フリー<4478>やJMDC<4483>など時価総額上位銘柄の一角が堅調に推移して相場を下支えし、マザーズ指数はプラスに転じ、一時は8.38pt高まで上昇、堅調な値動きでの推移となった。なお、時価総額上位のメルカリ<4385>やBASE<4477>が下落し相場の重しとなり、マザーズ指数は若干伸び悩みして取引を終了した。日足チャートでは、上は25日線、下は5日線に挟まれたレンジの狭い値動きとなった。
 マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1804.46億円。騰落数は、値上がり190銘柄、値下がり157銘柄、変わらず24銘柄となった。
 個別では、22年5月通期予想の営業利益を前年比53.5%増の9.32億円と発表したEnjin<7370>は業績の先行きを好感してストップ高となった。また、21年5月通期予想で営業利益を1.93億円から2.43億円に上方修正、配当予想を無配から3円に復配すると発表した、エムビーエス<1401>は好業績が評価されストップ高となった。そのほか、ステムセル研究所<7096>、トヨクモ<4058>、gbHD<6557>が高い。一方、事前の市場予想より子会社pringの売却価格が低いとの見方からメタップス<6172>が23%を超える下落となった。また、14日より東証から日々公表銘柄に指定されたベイシス<4068>は需給悪化が嫌気され6%を超える下落となった。そのほか、ASJ<2351>、スタジオアタオ<3550>、ツクルバ<2978>が安い。《FA》

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