Google Play開発者サービス、Android Jelly Beanのサポート終了へ

2021年7月12日 18:08

印刷

記事提供元:スラド

Google は 8 日、8 月末にリリース予定の Google Play 開発者サービス バージョン 21.30.99 を最後に Android 4.1 ~ 4.3 Jelly Bean (JB、APIレベル 16 ~ 18)のサポートを終了すると発表した(Android Developers Blog の記事Neowin の記事SlashGear の記事)。

JB は最初にリリースされてから9年が経過し、アクティブデバイス数は Android アクティブデバイス全体の 1% を割っているという。Android のさまざまな新機能や改善のすべては JB にバックポートされておらず、対応しようとすれば開発者の手間が増加することになる。

現行の SDK バージョンに含まれる機能は今後も利用可能だが、新しい SDK で API 16 ~ 18 をサポートしようとするとビルドエラーが発生する可能性がある。そのため、アプリでも API 19 以降のみをサポートするよう変更することが推奨される。

JB のサポートを継続する場合、Gradle でビルドバリアントを設定して API 19 未満・以降でフレーバーを分け、それぞれ対応したバージョンの Google Play 開発者サービスを指定すればいい。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | ソフトウェア | デベロッパー | Android

 関連ストーリー:
Huawei、独自OS「HarmonyOS」をオープンソース化してスマートフォンにも投入する計画 2020年09月11日
Google、RAM 2GB以下のAndroidデバイスにAndroid Go構成を義務付けか 2020年07月25日
Huawei、Googleサービスを搭載しないスマートフォン「Mate 30」シリーズを発表 2019年09月20日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事