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興和、イベルメクチンの治験開始 国内企業では初
記事提供元:スラド
寄生虫感染症の治療薬「イベルメクチン」がCOVID-19に効果があるか否かについては様々な議論があるが、そんな中、名古屋の医薬品メーカーの「興和」が、イベルメクチンをCOVID-19治療に使用するための臨床試験を開始する発表した。リリースによれば、日本では企業が主体となった臨床試験は行われていないという。イベルメクチンの開発者である大村智特別栄誉教授から直接、臨床試験の依頼を受けたことから実施することになったという。同社は軽症患者800~1000人程度を対象に治験を行う予定(興和リリース[PDF]、東海テレビ、読売新聞)。
イベルメクチンに関しては、インドの一部の州ではイベルメクチンを治療や予防に使用可能にした結果、感染者が減ったとする見方がある一方、WHOは3月31日にCOVID-19の治療にイベルメクチンを使うべきではないとする指針も出している(論座、AFPBB News)。
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