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Apple、iPadやMac含む医療機器への磁気干渉リスクある製品リスト公開
headless 曰く、 Appleが iPhone 12 の内蔵磁石に関するサポートページを6月25日に更新し、Apple 製品全般における医療機器への磁気干渉の可能性を解説する内容に変更した(HT211900、 Mac Rumors の記事、 BetaNews の記事、 SlashGear の記事)。
このサポート記事は元々、MagSafe 対応により磁石の搭載量が増えた iPhone 12 および MagSafe アクセサリと、植込み型除細動器 (ICD) やペースメーカーなど医療機器への干渉リスクに関する内容で、公開当初は従来の iPhone と比べて磁気干渉リスクが高まることは予測されていないと説明されていた。
しかし、iPhone 12 をICD に近付けると療法が停止するという米ヘンリーフォード病院の研究グループによる調査結果が発表されたのち、iPhone 12 および MagSafe アクセサリを医療機器から15 cm 以内 (充電中は 30 cm 以内)に近付けないよう追記されていた。
今回の更新では Apple 製品に限らず消費者向けの電気製品の多くが磁石や電磁場を生じる部品、無線送信機を内蔵しているとしたうえで、磁気干渉のリスクがある Apple 製品を列挙している。iPhone はこれまで通り iPhone 12 のみだが、その他の製品は Apple Watch や HomePod、iPad、Mac など幅広い。これらの製品は医療機器に近付けず、安全な距離を保つ必要があるとのことだ。
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