マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン、2021年秋冬コレクション発表

2021年6月10日 07:19

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記事提供元:ファッションプレス

 マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)は、2021-22年秋冬メンズコレクションを発表した。

■“シャーマンの儀式”から着想を得たフォークロア

 今季は、シャーマンの儀式から着想。ブルゾンやワークパンツ、チェックシャツといったストリートウェアやワークウェアをベースに、象徴や偶像となるようなモチーフ、民俗的な意匠を加えることで“進化したフォークロア”を表現している。

■神秘的なホロスコープモチーフ

 例えば、象徴的なホロスコープモチーフに注目だ。ブランドのロゴマークを中心にして円形の図式を展開し、相互に関連し合う点と線の繋がりをパデッドジャケットやコート、パンツといったウェア全面に張り巡らせた。幾何学的なブランドアイコンに、神秘的なエッセンスをプラスしている。

■シンボリックな幾何学模様

 ホロスコープモチーフの他にも、シンボリックなデザインが散見された。例えば、タイダイを施したデニムジャケットのバックには、ブランドのシンボルマークを象った立体的なポケットをあしらい、ベージュのコートには“冒険の旅”を意味する「A Passage to Elsewhere」のメッセージをオン。あえて落書きのようなタッチで描かれているのが印象的だ。

 反復的に登場する格子模様は柔らかなガウンやデニムパンツ、ストールなどに落とし込まれた。パデッドジャケットはキルティングパッドごとにブルー、ネイビー、ブラック、ホワイトといったカラーを切り替えることで、より一層グラフィカルな印象を強めている。

 また、大判のブランケットや程よくゆとりのあるガウンには、ジオメトリックな模様をフィーチャー。レッドやオレンジなどウォーミングな色使いを採用し、リラクシングな佇まいに仕上げた。艶やかなブルゾンや、ゆったりとしたルーズシルエットのカーゴジーンズにもさり気なく幾何学モチーフを刺繍で配し、エキゾチックなアクセントを効かせている。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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