関連記事
“音楽映画”の映画祭、有楽町で - ビリー・ホリデイのドキュメンタリーなど日本未公開作品も
音楽映画祭「Peter Barakanʼs Music Film Festival」が、角川シネマ有楽町にて2021年7月2日(金)から7月15日(木)まで開催される。
■ピーター・バラカン監修の音楽映画祭
「Peter Barakanʼs Music Film Festival」は、ラジオDJのピーター・バラカンが監修・作品選定を行った音楽映画に特化した映画祭。日本未公開の作品をはじめ、音楽を題材としたドキュメンタリーやコンサート映画など、様々な時代・ジャンルの映画をラインナップしている。
■ビリー・ホリデイのドキュメンタリーなど日本未公開作品
注目の日本未公開作品は、『Billie ビリー』『ジャズ・ロフト』の2作品。ジャズシンガーのビリー・ホリデイのドキュメンタリー映画『Billie ビリー』では、本邦初公開のライブ映像や知られざる逸話が満載となっており、名曲「奇妙な果実」を歌うシーンなどが映し出されている。
『ジャズ・ロフト』は、写真家ユージン・スミスが、1950年代後半にニューヨークにあったロフトでセロニアス・モンクなど多くのジャズ・ミュージシャンたちの貴重な写真や音声を記録していたことを紹介する作品だ。
■ジャズ関連映画やエイミー・ワインハウスのドキュメンタリーも
さらに、ミシェル・オバマのドキュメンタリー映画『マイストーリー』の音楽を担当したジャズ・ミュージシャンのカマシ・ワシントンとバンド・メンバー、LAフィルを含めた16人編成のオーケストラによるライブ映像『カマシ・ワシントン「Becoming」ライブ』や、2020年に日本でも公開された、1958年のニューポート・ジャズ・フェスティヴァルを撮影した『真夏の夜のジャズ 4K』といったジャズ関連映画も登場。
また、27歳で逝去した歌⼿エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画『AMY エイミー』、音楽界のトップスターを支えてきたバックシンガーたちにスポットを当てた『バック・コーラスの歌姫(ディーバ)たち』、1970年代後半に音楽で差別に抵抗した「ロック・アゲインスト・レイシズム」によるコンサートを映し出したドキュメンタリー『白い暴動』など、音楽ファン、映画ファンともに楽しめる作品が目白押しとなっている。
尚、上映スケジュールやチケット情報などは後日追って発表予定だ。
【詳細】
Peter Barakanʼs Music Film Festival
開催期間:2021年7月2日(金)~7月15日(木)
会場:角川シネマ有楽町(ビックカメラ有楽町 8階)
住所:東京都千代田区有楽町1-11-1
上映作品:全14作品
『Billie ビリー』原題:Billie ※日本初公開
『ジャズ・ロフト』原題:The Jazz Loft According to W. Eugene Smith ※日本初公開
『AMY エイミー』原題:AMY
『真夏の夜のジャズ 4K』原題:Jazz On A Summerʼs Day
『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』
原題:RUMBLE : The Indians Who Rocked the World
『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』原題:20 Feet From Stardom
『Our Latin Thing』原題:Our Latin Thing
『⼤海原のソングライン』原題:Small Island, Big Song
『スケッチ・オブ・ミャーク』英題:Sketches Of Myahk
『サウンド・オブ・レボリューション グリーンランドの夜明け』
原題:Sumé : Mumisitsinerup nipaa
『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』原題:My Generation
『ノーザン・ソウル』原題:Northern Soul
『白い暴動』原題:White Riot
『カマシ・ワシントン 「Becoming」ライブ』
原題:Kamasi Washington's Becoming for Michelle Obama』
スポンサードリンク