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Windows 10 Insider PreviewでIE11が無効化
Microsoftは21日、Windows 10 Insider Preview ビルド21387をDevチャネルでリリースした(Windows Insider Blogの記事、 Windows Centralの記事、 BetaNewsの記事、 On MSFTの記事)。
本ビルドではInternet Explorer 11(IE11)デスクトップアプリケーションが無効化されている。先日Microsoftは2022年6月にIE11を終了すると発表しており、ビルド21387でのIE11は予告されている終了時の動作と同じものになる。iexplore.exeを含むIE11のプログラムファイルは削除されないが、実行するとMicrosoft Edgeが起動する。IE11を既定のWebブラウザーにしている場合でも、インターネットショートカットをダブルクリックした場合などに起動するのはMicrosoft Edgeとなる。
MicrosoftはIEモードによりIE11を必要とするサイトとの互換性が保てると説明しているが、IEモードはデフォルトで有効になっていない。IEモードを使用するにはMicrosoft Edgeの設定→既定のブラウザーで「Internet Explorer モードでサイトの再読み込みを許可」をオンにし、Microsoft Edgeを再起動する必要がある。IEモードの使用を有効にすると、Microsoft Edgeの「その他のツール」サブメニューからIEモードの切り替えが可能になる。このほか、「インターネットオプション」コントロールパネルでは、ホームページやタブなどの設定項目が削除されている。
DevチャネルはChromiumベースのMicrosoft Edgeへの置き換えが一番遅かったが、IE11の無効化は最速で行われることになった。なお、DevチャネルのWindows 10 Insider Previewではビルド21354からスタートの「Internet Explorer」のショートカットが「Windows Tools」フォルダーに移動しており、スタートにピン留めしていない限り直接起動できなくなっている。
本ビルドではこのほか、ビルド21364でタスクマネージャーに追加されていたアプリのリソース使用量を低減する「Eco mode」オプションが削除されている。
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