Electronロケットが2度目の打ち上げ失敗、1段目の洋上着水には成功

2021年5月18日 17:07

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記事提供元:スラド

AC0x01 曰く、 小型衛星の打ち上げで大きなシェアを持つRocket LabのElectronロケットだが、15日に行われた20回目の打ち上げにて、2段目エンジンが停止して軌道投入に失敗、2度目となる打ち上げ失敗に終わった(プレスリリース, TechCrunch, Slashdot)。

 Electronロケットは、2020年7月に13回目の打ち上げに失敗していたが、2か月後には問題を修正したバージョンを打ち上げ、その後は打ち上げ成功が続いていた。

 今回の打ち上げ失敗では、2段目エンジンの点火直後に、何らかの原因でシステム不具合のときに起こる自動緊急停止プロセスに入り、エンジンが停止してしまったという。前回の打ち上げ失敗も、2段エンジン点火後に電気系統のトラブルで同様に緊急停止してしまったというもののため、何かしら同種の問題があったのかもしれない。

 なお、今回の打ち上げでは、昨年11月以来となる1段目の再使用のための洋上着水が試みられた。Electronロケット自体も、再使用のために改善された熱保護システムやRutherfordエンジンを守る熱シールドなど多くの点が改良されていたということで、着水が成功したのは唯一の救いであっただろう。

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