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NASA、火星探査機PerseveranceのSuperCam搭載マイクで録音した音声公開
火星探査機PerseveranceのSuperCam搭載マイクで録音した音声ファイル3本をNASAが公開している(NASAジェット推進研究所のニュース記事)。
SuperCamはレーザーで微量の岩石を昇華させて成分を分析するための機材で、レーザーが岩石に当たった時の音を聞くためにマイクを搭載している。NASAは2月にPerseveranceが火星で録音した風の音を公開しているが、SuperCamとは別に火星の大気圏突入・降下・着陸(EDL)を記録するために搭載した楽器用マイク(DPA 4006)で録音したものだ。
今回公開された音声は、2月19日(Sol 1)と2月22日(Sol 4)に録音した風の音と、3月2日(Sol 12)に録音したレーザーが岩石に当たる音だ。DPA 4006が録音した風音は吹かれ音のような感じだったが、今回の風音はより風の音らしく聞こえる。レーザーが岩石にあたる音はカチッ・カチッという感じで、30回ほど繰り返されている。なお、NASAは2月にDPA 4006で2月20日に録音した音声を公開した際、火星での史上初の音声録音と説明していたが、SuperCamの最初の録音の方が先だったようだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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