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Internet Archive、2500万枚の論文を検索できるサイトを公開
Internet Archiveは9日、保存されている2500万を超える研究論文やその他の学術文書を検索できるサービス「Internet Archive Scholar」を開始した。Internet Archiveは公式サイト上で、研究者や図書館員が、他の方法では入手できない可能性の高いオープンアクセス記事を見つけるのに役立つことを願っていると述べている(Internet Archiveブログ、clubic)。
Scholarエンジンでは、一般の検索からでは見つけることのできない消失してしまったオープンアクセスを許可していた出版社のPDF、アーカイブ出版前の原稿、古い出版物のマイクロフィルムバージョンなどがあるかもしれないとしている。またScholarエンジンにあるドキュメントは、直接参照するだけでなく、PDF形式でダウンロードしたり、外部のソースサイトにアップロードすることも可能だとしている。
説明書きによるとコンテンツソースはオープンな学術研究のカタログとして提供されているFatcat Wikiから取得しているという。なお機能の一部は開発中であるとしている。
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