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中国で偽コロナワクチン販売グループが摘発 注射器3000本以上が押収
記事提供元:スラド
中国で新型コロナウイルス(COVID-19)の「偽ワクチン」が製造され、そのうちの3000本強を中国の公安機関が押収したとの報道が出ている。北京市や江蘇省、山東省などに所属する公安機関が偽ワクチンを製造・高額販売していたグループを発見、その関係者80人あまりを逮捕したとのこと(読売新聞、TBS NEWS、中央日報)。
逮捕された犯人グループが製造していた偽ワクチンは、注射器に生理食塩水を入れただけのものだったそうだ。これを中国が唯一市販を認めているシノファーム製のものとして昨年9月ごろから販売していた模様。中国は国産ワクチンを途上国などを中心に提供することにより、政治的な影響力を高めようとしている。このため今回のような偽ワクチンの製造や販売に関しては看過できない立場だとみられる(BBC、NHK)。
一方で、シノバック製のワクチンはブラジルでの治験で有効性が50.38%しかないというデータも出ており、輸出先で見直しや接種停止の動きもある模様(Bloomberg、ロイター、CNN)。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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