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コロナ自粛で義理チョコは消滅か? 7割が義理チョコを贈る予定無し
クリーマが「バレンタインに関するアンケート」を実施。義理チョコを贈る予定は「ない」68.2%[写真拡大]
2月14日はバレンタインデーだ。例年であれば、この時期に女性職員の人たちが上司や同僚に「義理チョコ」を配る、ということが各職場で習慣化している。この義理チョコが女性職員の人たちに負担となっていることはずいぶん前から指摘されていた。
しかし、昨年からの新型コロナウイルス感染症の影響でテレワークが普及し、今年は義理チョコを配るという習慣はなくなりそうだ。テレワークの普及によって不必要なハンコ文化など不合理な慣習が廃止されようとしているが、バレンタインの義理チョコという風習も新型コロナを契機に消滅しそうだ。
ハンドメイドマーケット事業を運営するクリーマが自社ユーザー1000名を対象に「バレンタインに関するアンケート」を実施、1月26日にその結果レポートを公表している。
レポートによれば、「今年のバレンタインは、誰かにプレゼントを贈る予定があるか」という問いに対して、「バレンタインのギフトを贈る予定」と回答した者の割合は全体の84%に達した。しかし、ここで注目すべきは、その内の68%、約7割が「義理チョコを贈る予定がない」と回答していることだ。コロナ禍でテレワークの普及や外出自粛の中、今年のバレンタインから義理チョコという慣習もなくなりそうだ。
主な贈り先を尋ねた結果では、「夫・恋人」が78.5%と約8割を占め最も多く、次いで「子供」が36.9%、「親・兄弟姉妹・祖父母」34.3%の順となっている。「大切な人への贈り物は何を重視して選ぶ予定か」という質問に対しては、「相手の欲しいもの・好きなもの」が66.8%と3分の2を占め最も多く、次いで「お家時間を楽しめるもの」が11.2%、「離れていても気持ちを感じられるもの」7.1%という、これまでにはなかった様な回答に加え、巣ごもり太りの影響からか「身体に良いヘルシーなもの」7.6%が昨年の2倍近くに急上昇するなど、コロナ禍ならではの回答が多数見られた。
また、今年のバレンタインは店頭での購入や手作りで用意する者が減り、ネットでの購入者が増えるようだ。「今年のバレンタインギフトをどのように用意するか」という質問に対しては、「ネットで購入する」と回答した者の割合が41.5%に上り、その理由として「外出を控える・人との接触や密を避ける必要があるから」が43.6%と最も多く、やはりコロナ禍の今年のバレンタインは特別なものになりそうだ。(編集担当:久保田雄城)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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