関連記事
過去記事で指摘されている問題で、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が、電気自動車メーカーであるテスラに対し、リコールを実施を要請したことが分かった。NHTSAがリコールを求めているのは、2012~18年製のModel S および16~18年製のModel Xの約15万8000台。車両のコントロールに使用されている制御装置の記録装置に容量8GBのeMMCが使用されており、走行するたびにデータが書き込まれる結果、一定の段階で書き込み数上限に達してタッチスクリーンが機能しなくなるとしている(NHTSA[PDF]、Electrek、Electrekその2、Engadget)。
NHTSAによれば、単にタッチスクリーンが使えなくなるだけではなく、バックカメラや曇りとり・霜とりなど機能の操作が行えなくなること、同社固有のオートパイロットシステムに悪影響を与える、可聴チャイムや方向指示器、ドライバーセンシングなどの警告音機能に影響が出ることから、NHTSAはリコールを求めることにしたとしている。
スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | ストレージ
関連ストーリー:
米国家運輸安全委員会、Teslaのメディアコントロールユニット故障多発の原因はeMMCのウェアアウトと断定 2020年11月20日
米国家運輸安全委員会、Teslaの「完全自動運転」ベータテストを注視 2020年10月25日
Tesla、ソフトウェアアップデートで速度標識認識機能や青信号通知機能を追加 2020年09月01日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
関連キーワード電気自動車、テスラモーターズ、リコール(回収・無償修理)
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 米テキサス州、マスクの着用義務を解除へ 商業活動も再開 3/ 5 17:38
- ポンペイ遺跡近くで「ほぼ無傷の」馬車が発掘される 3/ 1 17:18
- ウーバー運転手は従業員と英国最高裁が判断 フランスに続いて認定へ 2/25 17:41
- 米ミシシッピ州、女性スポーツにトランスジェンダー選手の参加を禁止する法案 2/19 08:44
- 米国、月1TB以上のデータ通信量を消費する家庭が過去1年で約2倍に増加 2/18 08:11
広告
広告
広告