2021年に副業を始めるならプログラミングがおすすめ その理由は?

2021年1月10日 08:18

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 2021年もスタートして1週間が過ぎた。今年こそは、副業に挑戦しようと検討している人も多いだろう。本記事では、2021年におすすめの副業、プログラミングについて紹介する。

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■DX導入と共にプログラマー需要も増加

 プログラミングは、現代において手に職が付けられる分野である。だが、2021年にプログラミングの副業がおすすめな理由は、それだけではない。

 政府は、はんこ廃止に代表されるように、行政においてデジタル化をすすめている。こうしたITによるデジタル化は「DX(デジタルトランスフォーメーション)」と呼ばれており、世界的な潮流だ。DXの動きは現在進行形で大きくなっており、今後長期的に我々の生活を変えていくだろう。

 一方でDXの促進と同時に、ある問題も大きくなってきている。それは、プログラマー不足だ。みずほ情報総研による「IT人材需給に関する調査」(2019年3月発表)によれば、2030年にはIT人材の総数は約113万人になると予測される。しかし、需給ギャップは最大で約79万人に上り、今後10年でプログラマー不足はさらに加速する見込みだ。

 DX化とは対照的に、IT人材およびプログラマー不足という問題が、その足を引っ張り続けている。言い換えれば、プログラマーは売り手市場であり、副業者にとっても大きなチャンスがあるということでもある。

■プログラミングの知識は本業にも好影響

 プログラミングは、副業として最適な仕事の1つだろう。テレワークに適しているため、時間や場所を選ばず、プライベートとのバランスが取りやすい。成果報酬や業務委託の案件が多いため、スケジュール調整も柔軟で、働き方の自由度も高いのだ。

 加えて、プログラミングの副業は本業にも好影響を与えるだろう。現在大きな注目を集めるDXは、IT業界だけが対象ではない。社会全体の活動のデジタル化を目指しているのである。つまり、現在ITとは関係のない本業をしていたとしても、今後10年で誰もがDXに関わる可能性が高いのだ。

 DXがあなたの本業でも行われる時、プログラミングの副業で得た専門的知識が大いに役立つだろう。コロナ禍におけるテレワーク導入のように、ITに疎い企業では、専門知識を持つ人材が求められる。テレワーク以上に高度なDXであれば、どれだけ需要が増すかは想像に難くない。

 プログラミングの副業は、将来的なプログラマー転職への足掛かりにもなる。企業だけでなく、フリーランスとして自立することも可能だ。だが、副業・複業・兼業といった、本業と副業を二分する捉え方だけでは一面的とも言える。本業の補助、または両輪としてプログラミングを副業にすれば、将来的に大きなシナジー効果が得られるのだ。

 2021年だけでなく、今後10年を見据えて、プログラミングの副業を始めてはいかがだろうか。(記事:西島武・記事一覧を見る

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