18日のNY市場は下落

2020年12月21日 06:30

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;30179.05;-124.32Nasdaq;12755.64;-9.11CME225;26705;-35(大証比)

[NY市場データ]

18日のNY市場は下落。ダウ平均は124.32ドル安の30179.05ドル、ナスダックは9.11ポイント安の12755.64ポイントで取引を終了した。追加経済対策で連邦準備制度理事会(FRB)の緊急融資プログラムに絡んだ予算を巡り与野党の意見が食い違っているとの報道で成立に不透明感が再燃し寄り付き後、下落した。国家核安全保障局(NNSA)を含む複数の連邦政府機関が大規模サイバー攻撃を受けたことも警戒感に繋がった。引けにかけては、S&P500種指数のリバランスやクアドルプル・ウィッチングで、オプション、先物の期日に絡んだ調整取引に下げ幅を縮小した。セクター別では、エネルギーや不動産が下落した一方、商業・専門サービスが上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の26705円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、富士通<6702>、資生堂<4911>、オムロン<6645>、TDK<6762>が堅調。半面、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、三井住友<8316>、日東電<6988>、LINE<3938>が冴えないなど、対東証比較(ドル103.3円換算)で高安まちまち。《FA》

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