CentOSに代わる新しいRHELフォーク「Rocky Linux」と「Project Lenix」

2020年12月18日 17:36

印刷

記事提供元:スラド

先日、新規開発終了の告知のあったCentOSだが、突然の路線変更はSNS上やコミュニティから強い批判が出た。これにともなって代替となるプロジェクトが立ち上がり始めている。

CentOSプロジェクトの共同創設者であるGregory Kurtzer氏が立ち上げたのが、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)ベースのLinuxディストリビューション「Rocky Linux」プロジェクト。名前はCentOSの共同創設者で故人であるRocky McGough氏から名前を取ったとしている(GIGAZINETOOLinuxZDNet)。

CentOSをベースにした「CloudLinux OS」の開発元であるCloudLinuxも「CentOS」の代替を目的としたプロジェクトを開始した。RHELのフォークを開発する「Project Lenix」がそれで、CloudLinuxは、このプロジェクトに年間100万ドルを投じると発表している(ZDNet)。 

スラドのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | ソフトウェア

 関連ストーリー:
CentOSが開発方針を変更し「CentOS 8」は2021年末に終了。その後はCentOS Stream開発に注力 2020年12月10日
Googleがオープンソースプロジェクトの商標管理団体を設立。すでに3種類の商標を移管 2020年07月15日
Microsoft、モバイル向けセキュリティソリューションを開発中 2020年02月22日
Linuxディストロ別のsnapトップ5、spotifyが人気 2019年09月23日
世界スパコンランキング2017年11月版発表、海洋研究開発機構の「暁光」が4位に 2017年11月15日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事