SeaMonkey 2.53.5がリリース WebPとAV1をサポートなどの機能追加

2020年11月20日 09:08

印刷

記事提供元:スラド

Mozilla派生のインターネット統合アプリケーション「SeaMonkeyプロジェクト」は、11月13日に「SeaMonkey 2.53.5」をリリースした。WebPやAV1をサポートなどの機能追加などが行われている。なお、このバージョンはプロファイルへの変更を加えることから、以前のバージョンへ戻したい場合は、事前にプロファイルを完全バックアップしてからインストールするよう強く警告している。

Mozillazineのリリースの和訳を引用すると、新たに追加された機能や改良点は以下の通りとなる。  新機能及び改良点

 WebP をサポート 
 すべての言語版において、startpage.com を検索エンジンとして利用可能になった 
 AV1 をサポート 
 freetype2 の最新版を同梱 
 resizeObserver ウェブ API をサポート 
 Linux、macOS: rust 1.47.0 をサポート 
 システムの sqlite の利用を終了 
 プラットフォームに関する多くの一般的な修正 
 Lunix: gtk3 を使用するようになった。これにより問題が起きた場合には、バグを登録し Switch Linux builds to GTK3 with SeaMonkey 2.49 に関連付けされたい。SeaMonkey だけでなく Thunderbird、Firefox においても同様の問題が発生している セキュリティ修正本項執筆時点で、新機能および改良点の詳細は公開されていないが、 Firefox ESR 60.8/Thunderbird 60.8 相当のセキュリティ修正に加え、Firefox ESR 78.4 系列からのバックポートによるセキュリティ修正が行われている。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | メディア | ソフトウェア | Firefox | インターネット | IT

 関連ストーリー:
Firefox英語版でMaster Passwordの表記がPrimary Passwordへ変更。とりあえず日本語版はそのまま 2020年07月31日
SeaMonkeyでGoogle検索にアクセスするとFirefoxでアクセスした場合とは異なるCSSが送信される 2018年12月06日
Firefoxの頻繁なアップデートに悩まされる人はSeamonkeyを使え 2012年10月25日
Mozilla、McAfee ScriptScanアドオンをブロック対象に 2011年10月08日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事