【株式市場】NY株の最高値など受け日経平均は440円高のあとも大幅高で推移、出来高・売買代金が急増

2020年11月10日 12:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万5108円21銭(268円37銭高)、TOPIXは1710.00ポイント(28.10ポイント高)、出来高概算(東証1部)は急増し10億8725万株

 11月10日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの一時1610ドル高(取引時間中の最高値更新)、円安などを受け、トヨタ自動車<7203>(東1)や信越化学<4063>(東1)などが一段高で始まり、日経平均は247円高で始まった。ただ、米バイデン氏への期待は昨9日に大幅高となりNY株に先行しており、日経平均は取引開始後の440円10銭高(2万5279円94銭)を上値に一進一退となった。

 米ファイザーの新型コロナワクチンの臨床好結果が伝えられ、同社のワクチンは日本政府も数千万人分を「予約済み」とされ、JR東日本<9020>(東1)や日本航空<9201>(東1)、スイーツ店展開の寿スピリッツ<2222>(東1)、ロイヤルホテル<9713>(東2)、旅行予約のHIS<9603>(東1)やアドベンチャー<6030>(東マ)などが活況高。ワクチン低温保管箱のツインバード工業<6897>(東2)、容器の不二硝子<5212>(JQS)はストップ高。

 東証1部の出来高概算は急増し10億8725万株、売買代金は倍増し2兆9917億円。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は1388銘柄、値下がり銘柄数は727銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、空運、鉱業、保険、陸運、鉄鋼、不動産、その他金融、ゴム製品、銀行、証券/商品先物、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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