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記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 中国甘粛省蘭州市で昨年夏、動物向けブルセラ症用ワクチンを製造する工場から細菌が流出していた。人獣共通感染症であるブルセラ症は、感染すると発熱と関節痛、疲労感・頭痛などの症状が出るとされる(イザ!、NHK)。
この工場では使用期限切れ消毒剤を使用した結果、細菌が減菌されないまま空気に交じり排出されたのだという。地元当局は昨年12月下旬にこの内容を公表、感染者はおよそ200人と発表していた。しかし、2月末に周辺の住民ら約2万人を対象とする一斉検査の結果、3000人以上の感染がいたことが分かっていたという。この実態を中国誌「財新週刊」が報じたことで実態と当局による隠蔽が明らかになった。その後、5日に蘭州市当局が記者会見を行い、周辺住民など6620人が感染したことが明らかになった。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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