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外出自粛の期間を経て、ゲームやネットに繋がっている時間が増えたという人もいるのではないだろうか。そんな中で心配されるのが、子供のゲームへの依存症だ。人との繋がりのきっかけにもなる子供にとって重要なゲームの時間に、下手に干渉すると親子の関係が悪化してしまう。たとえゲームの時間が増えたように見えても、干渉しすぎず冷静に子供の状況を見守っていくことが大切だ。
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■ゲームの時間が長くてもゲーム依存症とは言い切れない
単純にゲームの時間が増えただけでは、ゲーム依存とは言い切れないようだ。依存症かどうかはゲームしたい気持ちをコントロールできるかどうかで判断できる。
ゲームのしすぎで日常生活に支障が出てきたり、約束を破ってしまったりしてもゲームがやめられない場合は、依存症の可能性がある。依存症の心配があるときには医師に相談するなどして対処する必要があるだろう。
■ゲーム依存の原因はゲーム自体にあるのではない
ゲーム依存症の子供は、日常生活に潜む不安から逃避するためにゲームをしている場合が多い。ゲームによって生活に支障が出始めているからといって、ゲームをしていることを強く注意したりゲームを取り上げたりするのでは根本的な解決にはならない。
ゲームは外部の人との大切なコミュニケーションツールになっていることもある。無理に引き離そうとすると、親子の関係に不信感を募らせることにもなりかねない。
■ゲームのやりすぎも心配しすぎず見守ることが大切
親は子供がゲームをやっているからといって、過度に心配したり干渉したりすることなく、落ち着いて見守っていく姿勢が必要だ。ゲームを通じてコミュニケーションをとったり、課題解決能力を養ったりすることもできる。
ゲームも付き合い方を間違えなければ決して害のあるものではないのだ。先に述べたようにゲーム時間が長いだけでは、依存症になっているとも限らない。
やりすぎるような日があったとしても、子供自身で調節できるようになることを信じてみてはどうだろうか。親子でゲームと適度な距離感で付き合っていけると、ステイホームも楽しい時間なるだろう。(記事:双風サキ・記事一覧を見る)
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