SMBC日興証券「キンカブ」、対象商品にETF7本が追加

2020年10月13日 07:53

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 SMBC日興証券は9日、同社独自の購入システムである「キンカブ」にて、新たに7本のETF(上場投資信託)の取り扱いを開始したと発表した。9日約定分から対象となる。

【こちらも】SMBC日興証券、7月からオンラインで「つみたてNISA」取り扱い開始

 今回追加された銘柄は以下のとおり。

 世界株を対象とした「上場インデックスファンド世界株式(MSCIACWI)除く日本」。
 先進国株として「上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)」「NEXT FUNDS 外国株式 MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信」「NEXT FUNDS 外国株式MSCI-KOKUSAI(為替ヘッジなし)連動型上場投信」。
 米国株として「上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり」。
 米国株(S&P500)として「上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり」「iシェアーズS&P500米国株ETF(為替ヘッジあり)」。

 キンカブとは、東京証券取引所に上場している銘柄のうち、同社が指定した銘柄から、金額または株数指定で株式投資ができるサービス。100万円までの買い手数料が無料となる他、100円から気軽に投資をすることができる。

 金額指定では、1銘柄につき100円以上100円単位で金額指定をして購入する。株数指定では、小数点第5位までの株数(概算注文金額が100円以上)を指定して購入する。なお、NISA口座での利用も可能だが、対象となるのは金額指定注文のみで、株数指定注文はできないとしている。

 今回新たに追加された7銘柄は、同社「日興フロッギー」でも金額指定購入ができる。日興フロッギーは、Webサイト上の記事を読むことで興味を持った株を、そのまま購入できるサービス。他にも100円から投資可能とし、キンカブと同じく100万円以下の買い手数料は無料。

 大きな特徴として、日興フロッギーはNTTドコモのdアカウントと紐付けることで、dポイントにて投資ができるサービスも展開している。

 ETF(上場投資信託)とは、投資信託のうち、上場しているものをさす。市場で売買できるため、一般的な投資信託よりも流動性が高くなる。投資信託同様、複数の銘柄で構成されているため、1銘柄を購入し運用するだけで、自動的に分散投資の状態になりリスクヘッジが可能である。(記事:大野 翠・記事一覧を見る

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