文化学園服飾博物館の展覧会「世界の藍」約40カ国の衣装や布から見る“多彩な藍染の世界”

2020年9月3日 18:04

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記事提供元:ファッションプレス

 文化学園服飾博物館にて展覧会「世界の藍 Indigo Blue」が、2020年10月2日(金)から12月18日(金)まで開催される。

■世界で古くから愛されてきた“藍”の魅力を探る展覧会

 世界中で古くから用いられている植物染料“藍”。地域によって蓼藍、琉球藍、インド藍、大青など、使用する植物の種類や染色法は異なるが、堅牢で比較的手軽に染めることができるため、広く親しまれてきた。

 また、藍染は染め方によって異なる多彩な表情も魅力だ。絞り染や型染、ろうけつ染といったさまざまな技法と組み合わせたり、他の色の染料を重ねて染めたりすることによって、まるで万華鏡のように色の濃淡が変化する。

 本展では、その多彩な“藍”の世界に触れる。日本、アジア、アフリカ、中米など、約40か国の藍染の衣装や布を紹介。ナイジェリアの絞り染めの巻衣、中国少数民族の衣装、そして日本の江戸時代後期の小袖など、地域や時代によって千差万別に表現される藍の魅力を探る。

【詳細】
展覧会「世界の藍 Indigo Blue」
会期:2020年10月2日(金)~12月18日(金)
会場:文化学園服飾博物館
住所:東京都渋谷区代々木3-22-7
開館時間:10:00~16:30(10月16日、11月13日は19:00まで開館、入館は閉館の30分前まで)
※混雑時は入館を制限する場合あり。
休館日:日曜、祝日
入館料:一般 500円、大高生 300円、小中生 200円
※障がい者とその付添者1名は無料。
※ギャラリートークの開催は未定。ホームページで確認。
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、開館日を変更する場合あり。公式HPで最新情報を確認のこと。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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