BTSの「Spring Day」が韓国語学習のモチベーションを高める

2020年9月2日 07:23

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 韓国語を勉強する人のモチベーションとして、「K-POP」だと答える人は多いのではないだろうか。K-POPはJ-POPや洋楽にはない、引き込まれるような魅力があるため、日本にも多くのファンがいる。

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 「いつかはこの曲の歌詞を聞き取れるようになりたい!」、「このアーティストと話せるようになりたい!」と考えながら聴いている人も多いだろう。

 やはり、きちんと歌詞の意味まで理解できるようになると、K-POPがさらに魅力的に感じられるし、韓国語を勉強するモチベーションが高まる。では、どのような曲が聞き取りやすく、韓国語学習のモチベーションが上がるのだろうか?

 それは、「恋愛ソング」である。K-POPの「恋愛ソング」は、比較的ゆっくりとしたテンポの曲が多いため、理解が追いつきやすい。使われている歌詞も、初心者でも習ったことがある簡単な単語で作られていることが多い。

 例えば、ドラマに使われているOST(オリジナルサウンドトラック)は、そのようなゆっくりとしたテンポで、聞き取りやすい歌ばかりだ。ドラマのOSTは、ドラマの内容とリンクする歌詞である場合も多いので、情景を想像しやすく、韓国語の勉強になる。

 また、韓国ドラマはどの世代の人でもよく見られていることから、「最近のK-POPアーティストはよくわからない」という人でも、楽しみながら、K-POPを聞くことができるだろう。

 だが一方で、韓国語の勉強になりづらい曲もある。例えば、今、大人気のK-POPアーティストであるBTSはヒップホップを得意としているグループだ。

 BTSのヒップホップ曲は、とてもカッコよく、気分が上がるのだが、歌詞を理解して聴き取れる気がしない。韓国語の熟練者でも、BTSの曲はうまく聞き取れないだろう。だから、「あんなに勉強したのに、まだ聞き取れない・・」「私韓国語の勉強向いてない・・」と落ち込む必要はない。聞き取りやすいK-POPを聴いて、自信を取り戻そう。

 「韓国語の歌詞が聞き取れて、韓国語勉強のモチベーションが上がる曲が聴きたい!」という人には、恋愛ソングがおすすめなのだ。BTSだと、「Butterfly」や、「Spring day」などは比較的ゆっくりしたテンポの曲なので、聞き取りやすいだろう。ぜひ、歌詞を確認しながら聴いてみて欲しい。(記事:坂東泰地・記事一覧を見る

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