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韓国留学成功のカギはベトナム人?
韓国留学に行くと、たくさんの韓国人と知り合いになり、友達となり、韓国語を日常的に使うことによってその能力が伸びる。しかし、せっかく韓国留学をしたのに、全く韓国語能力が伸びない人もいる。
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そのような人はたいてい、日本人とばかり過ごしている。せっかく留学をしても、あなたの周りが日本人だらけなら、韓国語を使う機会も少なくなるため、能力はあまり伸びないだろう。ではどうすればいいのだろうか。
それは、日常でも韓国語を使うようにすればいい。そのためには、日本人以外の外国人と仲良くなる必要がある。これは、別に韓国人でなくても構わない。むしろ、韓国人でない方が韓国語能力が伸びる可能性があるかもしれない。
留学に行ったことない人は意外かもしれないが、韓国留学に行って知り合うのは韓国人だけではない。実際に私は韓国人よりも、中国人、ベトナム人、インドネシア人の友達の方が多かった。彼らは私と同じように韓国へ留学にきた外国人生徒である。彼らは外国人だが、会話には韓国語を使う。
韓国人から見たら面白い光景だろう。日本人とベトナム人が韓国語で会話をしているのだ。不思議な光景だが、韓国留学をすれば当たり前の光景になる。
ではなぜ、韓国人と知り合うよりも、他の外国人と知り合った方が、韓国語能力が伸びるのだろうか?その理由は、外国人留学生の方が話しやすく、韓国語で会話をすることへの恐怖心がなくせるからだ。
実は、ある程度韓国語を勉強した人が韓国人と会話ができない理由は、知っている単語数の少なさよりも、「私は韓国語の実力がまだまだだ」という心理的要因が大きい。
英語で考えると分かりやすいかもしれない。中学生からあんなに勉強したのに、いざ外国人に話しかけられたとき、なかなか言葉が出てこない。中学生で習う英語だけで大部分が話せるとされているが、私たちは英語での会話ができない。やはりそれは、「英語が話せない」と思い込んでいる心理的要因が大きいのだ。
そのような心理的な問題は、外国人留学生と話すことで、なくすことができる。韓国語能力が似通っているため、話しやすいのだ。外国人留学生も韓国語を勉強中なので、覚えている単語、文法が似ているからだ。
すると、会話で使う単語もお互いが知っている単語を使うため、理解できない単語は滅多に出てこない。そのため外国人留学生とは、圧倒的に話しやすいのだ。
そのように他の外国人留学生と韓国語で会話をしていると、だんだんと「自分は韓国語でも会話ができる」と思えるようになっていく。「自分は韓国語で会話ができるのだ」と自信がつく。
自信がついてくると、韓国人とでも恐怖心なく、韓国語での会話ができるようになるだろう。あなたが韓国留学をした際は、ぜひ、韓国人以外の外国人と仲良くなってみてはいかがだろうか。(記事:坂東泰地・記事一覧を見る)
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