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「go to travel」?「 go on a trip」? 間違いやすい英語の使い方をチェックしよう!
最近、国が発表した「Go To トラベルキャンペーン」というキャッチコピーが、英語の文法として間違っていると話題になったのは記憶に新しい。
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日本人に馴染みのある単語をあえて使ったということなので、「本来なら go on a trip が正しいですよ」、というのも野暮な話かもしれない。
これはあくまでも一例でしかないが、じつは、本来と違う意味で使われている英語はたくさんある。今回は、そういった間違いやすい英語をいくつか紹介していく。
■ベースとなる意味が似ている英語
ここではベースとなる意味は似ているが、使われ方が違う言葉を紹介する。
○ 会う
「meet」:会う(初めてというニュアンスが強い)
「see」:会う
どちらも「会う」という意味を持つが、「meet」には「初めて会う」というニュアンスが含まれている。だから、2回目の挨拶で「Nice to meet you again.」と挨拶したら、「覚えてくれていないのかな……」と相手を不安にさせてしまうかもしれない。その時は「Nice to see you again.」と言おう。
■スペルが似ている間違いやすい英語
今度は意味がまったく違うのに、スペルが似ていて混同しやすい言葉を紹介する。
「adapt」:順応する、改造する
「adopt」:採用する、指名する
ほかにも「affect(感情) / effect(結果)」「bleach(漂白する) / breach(破る)」「aisle(通路) / isle(島)」のような、見た目が紛らわしい言葉はたくさんある。TOEICのように素早く長文を読む試験では、とくに間違いやすいので注意しよう。
■日本語として別の意味で使われている英語
本来とは違う意味のカタカナ語として、定着してしまった言葉も多い。
「merit / demerit(メリット / デメリット)」
日本では「得・損」という意味で使われているが、英語では「メリット:長所、とりえ 」「デメリット:落ち度、欠点」という意味になる。
もし「得・損」という意味の言葉を探すとしたら、「advantage / disadvantage」がピッタリだろう。
■完全な和製英語
日本にはなぜか、英語には存在しない「造語」がたくさんある。いわゆる「和製英語」というやつだ。
○サラリーマン → 「office worker」
○ペットボトル → 「plastic bottle」
○ブラインドタッチ → 「touch-typing」
○コンセント → 「outlet(米)/ socket(英)」
今回は間違いやすい英語を紹介してきたが、「meet / see」のような単純にニュアンスが違う言葉は、その都度覚えれば問題ない。しかし日本人が勝手につくった和製英語は絶対に理解されないので、もし使っていたら今日限りスッパリと使うのをやめよう。(記事:長谷川カオル・記事一覧を見る)
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