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アウディ、ミッドサイズのプレミアムSUV「Q5」を大規模マイチェンして公開
新型「Audi Q5 40 TDI」の0~100km/h加速は7.6秒で、最高速度は222km/hに達する。独での価格は4万8700ユーロ、この秋には日本上陸か[写真拡大]
世界のプレミアムミッドサイズSUVセグメントにおいて、欧州ベストセラーの1台であるAudi Q5。今回、このモデルに大幅なアップデートが施され、魅力的なモデルへと進化を遂げた。
新型Audi Q5は、スポーティなキャラクターと日常領域での利便性を融合したSUVだ。エクステリアデザインは、そのアイデンティティを強化してさらにシャープになり、世界で初めてデジタルOLEDテクノロジーによるリヤコンビネーションライトを採用した。
新型のエクステリアの特徴は、パワー、堅牢性、安全性を表現した力強い「Q」アイデンティティにある。八角形のシングルフレームグリルは、フラットで幅広い形状に変更された。LEDヘッドランプの上部には、新しいライトシグネチャーを備えたデイタイムランニングライトが組み込まれている。
デザインが見直されたAudi Q5は、より大型のバンパーを採用し、全長が19mm長くなり4860mm、全幅は1890mm、全高は1660mmで変更はない。2820mmの長いホイールベースは、広々としたインテリア構築に貢献。オプションとして、前後にスライド可能で、背もたれの角度を調整できるリヤシートが用意される。ボディは軽量な素材の組み合わせにより、Q5に重量はクラス最軽量となった。また、Cd値はクラス最高レベルの0.30。洗練された空力特性により、室内の静粛性は非常に高い。
水平基調のインテリアデザインは、広々として軽快な印象だ。インテリアのハイライトは、音響フィードバック付きの新しいMMIタッチディスプレイ。以前はセンターコンソールに設置されていたロータリー/プッシュコントロールは廃止され、新型ではその場所に収納スペースが設けられた。
このMMIタッチディスプレイはフラットなメニュー構造により、非常に使いやすく、ドライバーは、文字を手で入力するか、ボイスコントロールシステムを介して入力するかを選択できる。「Audi connectナビゲーション&インフォテインメント」をMMIに組み合わせると、ボイスコントロールシステムはクラウドにアクセスでき、さらに高度な情報を得ることが可能となる。
欧州市場に最初に導入されるAudi Q5 40 TDIは、複合モードにおける燃料消費量が5.4~5.3リッター/100km。パワフルな2リッター4気筒ディーゼルエンジンは、150kW(204 PS)の最高出力と400Nmの最大トルクを発生する。
組み合わせたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)は、燃料消費量の削減に貢献。ベルト駆動式スタータージェネレーター(BSG)は、コンパクトなリチウムイオンバッテリーが組み込まれた12Vの車載電源システムに電力を供給。BSGはブレーキエネルギーを回生し、バッテリーを充電します。Audi Q5 40 TDIの0~100km/h加速は7.6秒で、最高速度は222km/hに達する。
Audi Q5 40 TDIには7速S tronicが組み合わされ、エンジンパワーを、高い効率が特徴のquattroフルタイム4輪駆動システムに伝達する。このシステムは、通常の走行条件では、すべての駆動力を前輪に送る。滑りやすい路面やスポーティな走行中に4輪駆動が必要になった場合、2つのクラッチが駆動トルクを瞬時に後輪に配分する。
新型Audi Q5は、メキシコのサンホセチアパス工場で生産され、2020年の秋に世界中の市場に導入される予定。ドイツにおけるAudi Q5 40 TDIのベース価格は、4万8700ユーロとなる。(編集担当:吉田恒)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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