「アートアクアリウム美術館」東京・日本橋に誕生、過去最大3万匹超の金魚が泳ぐアート空間

2020年6月29日 18:40

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記事提供元:ファッションプレス

 「アートアクアリウム美術館」が、2020年8月、東京・日本橋にオープン。

■常設の「アートアクアリウム美術館」誕生

 作家・総合プロデューサー木村英智が手掛ける「アートアクアリウム」は、金魚などが美しく舞い泳ぐ姿を展示する水族アートの展覧会。2020年で14年目を迎え、累計来場者数1,000万人を超える人気イベントだ。文化庁開催の「日本博」で日本を代表する現代アートとして認定されおり、国内だけでなく海外からも注目を集めている。

これまで夏の風物詩として期間限定開催されてきたが、今回は常設展となる「アートアクアリウム美術館」を2階建ての専用施設にオープン。従来の日本橋会場と比較すると約3倍の広さとなり、過去最大の大型展示となる。

■季節によって展示が変わる「生命の宿る美術館」

 コンセプトは「生命の宿る美術館」。年間を通して、美術館そのものが生きているかのような、四季折々の空間を演出する。また、「五感で感じる」ことにこだわり、「命」「光」「音」「香」「味」の感覚を刺激する“訪れないと味わえない”空間をプロデュースしていく。

■「アートアクアリウム美術館」の見どころ

■1.過去最大規模、30,000匹超の金魚を展示

 「アートアクアリウム美術館」には、「アートアクアリウム」史上最大の30,000匹を超える金魚が展示。縁日などで見かけるなじみ深い金魚から、普段なかなか目にすることができない貴重な金魚まで、様々な種類が一同に集結する。会場が大規模になり、金魚の数だけでなく展示できる作品数も増えたため、一度訪れたことがある人でも、新しく生まれ変わった「アートアクアリウム」の姿を楽しむことができそうだ。

■2.四季で移り変わるダイナミックな演出

 「アートアクアリウム美術館」では、訪れるたびに体験が変化するようにと、四季折々で展示内容を変更。作品や空間に対する演出だけでなく、カフェエリアで提供する飲食にも趣向を凝らし、何度訪れても新しい発見が得られるような場を提案していく。

■3.五感をフル活用させる演出

 アートアクアリウムが当初から唱え続けている「五感で感じる」演出を、さらにバージョンアップ。日本の伝統文化と最先端のテクノロジーを駆使し、来場者の五感をフル活用させるような、これまでに無い体験を実現させる。

■注目の新作

■煌びやかな超大作「花魁道中」

 初登場となるのは、アートアクアリウムの代表作である“花魁”を組み合わせた超大作「花魁道中」。1エリアに、様々な光の演出を施した大小異なる大きさの“花魁”を設置することで、煌びやかな江戸の花街を象徴する、豪華絢爛な“花魁道中”を再現した。花街の入口にあったとされる大門を蘇らせた新作「金魚大門」も設置。

■水柱が森のように立ち並ぶ「金魚の杜」

 等身大以上の水柱が森のように立ち並び、数多の金魚が舞い泳ぐ「金魚の杜」も新作。一歩足を踏み入れれば、水の中の世界と外の世界の境界線があいまいになり、浮遊感に包まれているかのような不思議な感覚を味わうことができる。

■人気作品も展示

 その他、三角柱のアクアリウム40個を合体させた大型作品「インフィニトリアム」や、地球をイメージした巨大球体水槽に錦鯉が乱舞する「アースアクアリウムジャポニズム」、水墨画の掛け軸の中を生きた金魚が舞い泳ぐ「床掛け金魚飾り」、”蓮”をモチーフとした荘厳なアクアリウム「ロータスリウム」といった人気作品を展示予定だ。

【詳細】
アートアクアリウム美術館(ART AQUARIUM MUSEUM)
開館時期:2020年8月予定
所在地:東京都中央区日本橋本町1丁目3
営業時間 10:00~22:00 ※変更になる場合がある
休館日:年中無休(メンテナンスの際、不定期で休館)
階数:2階
敷地面積:約2,132㎡
延床面積:約2,321㎡
※チケット券種・予約方法の詳細については7月発表。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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