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大学入試、AОや推薦対策に「マインドマップ」を活用しよう!
■「マインドマップ」は自分の志望を俯瞰するのに最適ツール
ビジネスシーンでも大活躍するマインドマップだが、大学入試の志望理由書の下書き、さらに面接試験のシミュレーションにも最適なツールだ。自分の志望を深掘りするために、マインドマップを活用しよう。【参考記事】大学受験AO推薦入試の志望理由書・自己PRの書き方(All About)
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グーグルドライブ上などで、無料で使えるマップがあるし、描き方がわからなければ、画像検索でいくらでもひな形が出てくる。無料で手軽、だが、自分が知っている限りでは面接試験対策としては最強である。
中心のテーマに「〇〇大学〇学部〇学科入学」と入れて、友人や家族、担任の先生など、いろいろな人たちから志望理由にツッコミを入れてもらい、そのたびにマインドマップを描き広げていく。すると、自分の志望の全体像が浮かび上がってくる。大切なのは、すべての事項が志望校合格に紐づいていることだ。これをもとに志望理由書を書いていく。
■志望理由書、面接試験で問われるのは「過去-現在-未来」
推薦入試で問われるのは、「過去に(高校で)何をやってきたのか」「大学で何をするのか」「その上で将来何をしたいのか」の三点である。
合格のカギは「具体性」にある。具体的な活動実績、具体的に何を学びたいのか、具体的に何を職業とするのか、そうすることで具体的に社会をどうしたいのか、これらが一本の糸で紐づいていなければならない。だから、「マインドマップ」なのである。
■面接であらわになるキレイゴト
普段何も考えていないのに、面接官の前で、その時、その場だけ体裁を整えようとするとキレイゴトを口にしてしまう。
「地域の人たちが生き生きと安心して暮らせるような社会にしていきたいです」のような答えだ。面接官は確実に「具体」をつっこんでくる。
それから、やってしまいがちなのが「総花(そうばな)」的回答だ。「Aだし、Bだし、それとCだし…」「ダシ系」と言われる羅列型。じゃあ、何がやりたいんだ、ということになる。
結局、しどろもどろになって、「自分の志望なのに、わからないんですか?」で、泣きべそをかいて帰ってくる受験生もいる。
■推薦入試で問われるのは、普段のありのままの自分
普段何を考え、行動しているのか、それが明らかになるから、推薦入試でも入社試験でも面接試験をやっているのである。
その人なりの「考え」「価値観」「ビジョン」に基づいて「行動」するから、それらは一連のもの、紐づいているはずである。その「ヒモ」の最終地点が志望校になっていれば合格する確率はかなり高い。だから、マインドマップが最強ツールというわけだ。(記事:大学受験国語のフットプリンツ 谷村長敬・記事一覧を見る)
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