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韓国語を話すために必要な単語数は意外に少ない!? 初級者でも会話は可能
韓国語の勉強をしている人は、韓国語を話すために、どのくらいの単語数を覚えなければいけないのかを考えたことはあるだろうか。「きっと膨大だろう」と漠然と思っているだけで、具体的には考えたこともない人が多いだろう。
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実は私もこの記事を書くまで、韓国語の単語数を意識したことはなかった。そこで調べてみたところ、おおよそ2000単語くらいだと言われていることがわかった。
2000単語と聞いて、どう感じただろうか。「意外と少ないかも」と思った人が大半ではないだろうか。実際に、韓国語初級の単語帳にも、2000単語以上収録されているのはたくさんある。そう、あなたはすでに韓国語を話せる水準に達しているのだ。
しかし、「私に韓国語が話せるはずはない」と思い込んでしまっている人ばかりだ。韓国ドラマでは何を言っているのかわからないし、K-POPも聞き取れない。「こんなレベルなのに韓国人と会話なんてできない!」というのが本音だろう。
しかし、外国人であるあなたに求められている韓国語のレベルは、それほど高度ではない。それこそ、単語数は初級で学ぶような2000単語でいいのだ。
考えてみれば、私も韓国で生活していた頃は、「ケンチャナヨ(大丈夫)」「アンニョン(こんにちは、バイバイ)」「チェソンハムニダ(すみません)」「ジュセヨ(ください)」といった簡単な言葉だけで生活していた。
「それだけで会話が通じるの?」と疑問に思うかもしれないが、外国人である私に高度な会話を望んでいる韓国人なんていなかったし、話せなくて当然なのだから、少し話せるだけでも、「上手だね!」と褒めてもらえた。
また、よく考えてみると日本語で会話をしているときも、それほど多くの単語は使っていない。例えば、「ヤバイ」という言葉。この単語だけで、かわいい、かっこいい、美味しい、重い、怖い、大変など何でも表現できる。そのときの状況や表情だけで「ヤバイ」という意味を感じとる。
これと似た韓国語に「テバッ(すごい)」という単語がある。この「テバッ」も日本語の「ヤバイ」と同様にじつに様々な意味があり、汎用性の高い言葉だ。そう考えると、韓国語を話すために必要な単語数がそれほど多くないこともイメージしやすいのではないだろうか。なので、自信を持って韓国語で会話をしてみて欲しい。
やはり、実際に韓国人と話してみて、「私、韓国人と会話できた!」という感覚を味わうと私の言いたいことが伝わるはずだ。きっと、「あなた韓国語上手だね!」と褒められるだろう。(記事:坂東泰地・記事一覧を見る)
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