英語学習にも役立つAppleの「Siri」 その便利な使い方を紹介

2020年6月12日 08:18

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 iPhoneなどに搭載されているAppleの音声アシスタント機能「Siri」。今回はこのSiriを英語学習時に役立てる方法を紹介したい。Siriを上手く使いこなすことで、英語の発音チェックや英単語の意味確認ができるようになり、英語学習が間違いなく捗るようになる。ここではまず、その設定方法から紹介していこう。

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■英語学習に役立つSiriの設定方法

 Siriで英語の発音をチェックしたり、英単語の意味確認をするためには、まずSiriの言語設定を英語にする必要がある。その手順であるが、iPhoneの場合であれば「設定」を開き、その中にある「Siriと検索」を選択する。そして「言語」をタップして応答言語を「英語」にすれば準備は完了だ。

 なお、英語にはアメリカ英語、イギリス英語など様々種類があるが、特にこだわりのない場合はアメリカ英語を選択すればよいだろう。

■英語の発音チェックができる

 Siriの言語設定を英語に変更すると、英語での呼びかけにSiriが英語で答えてくれるようになるのだが、このやりとりで自分自身の英語の発音チェックができるのである。例えば、「L」と「R」の発音をチェックしたいと考えたらSiriに向かって「Light」や「Right」と言ってみるといいだろう。

 発音がしっかりとできていればSiriが正確に認識してくれるし、できていなければ認識されないということになる。英語学習をしていると単語の発音をチェックしたいという場面に時々出会すが、そうしたタイミングで役立つことだろう。

■英単語の意味を発音からすぐ確認できる

 Siriには英単語の意味を英語の発音からすぐ確認できるという便利な使い方もある。例えばであるが、TOEICなどのリスニングで「shelf(棚)」と聞き取れたとしても、その意味が分からなかった場合にはその単語を辞書で検索するのは難しいだろう。

 そうしたタイミングでSiriに向かって、「What’s the shelf」と英語で声をかければ、Siriが英語で「shelf」の意味を教えてくれるのである。正確に単語の発音をする必要はあるが、スペルや日本語での意味が分からない状態でも「音」が分かればすぐに意味を調べられるのだ。

 こうした英語学習に便利な機能がSiriには搭載されているので、もしiPhoneやiPadを使って英語学習をしている人は、ぜひ一度Siriの言語設定を「英語」にして使ってみて欲しい。(記事:佐藤辰則・記事一覧を見る

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