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「withコロナ」時代の必需品? 携帯マスク入れが登場
新型コロナウィルス感染症の終息が見えず、外出にはマスクが手放させない日々が続く中、手帳製造の伊藤手帳(愛知県小牧市)と革小物製造のJACAJACA(ジャカジャカ、大阪市西区)は4日、それぞれ清潔にマスクを持ち歩くことのできる携帯マスク入れを発売した。「新しい生活様式」が提唱されるなど、しばらくの間はコロナと共生する「withコロナ」が求められるだけに、今後もマスク関連の商品が次々と登場しそうだ。
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JACAJACAが販売を開始したのは、牛革を使った財布型のマスクケース「masre(マスレ)」。横11センチ、縦6センチ、厚さ2センチで、中にプリーツマスクを挟んで収納し、持ち歩いたり横に置いたりすることができる。また、予備のマスクを収納するポケットも別についている。
これまでは、食事や運転などで一時的にマスクを外そうと思っても、マスクを置く場所がなかった。しかし、この携帯ケースがあれば、人の目を気にすることなく、衛生的にマスクをしまっておけるという。本体は東レが開発した制菌加工を施した素材を使っており、マスクから菌が付着しても、ケースで増殖することはなく清潔に使うことができる。
同社は、マスレの予約販売をクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で開始。1個5,143円からだが目標額20万円のところ、すでに購入総額は190万円を超えている。予約申し込みは7月28日まで。
伊藤手帳が発売したのは、抗菌加工した塩ビシート製の柔らかな「Wポケット柔らかマスクケース」。手帳カバーと同じ素材を使い、手帳製造の技術を生かして自社工場で製造する。
ケースは2つ折りにすることができ、折りたたんだときの大きさは縦11センチ、横19.5センチ。内側にポケットが2つあり、使用中のマスクと予備のマスクで使い分けることが可能。マスクはプリーツマスクやガーゼマスク、立体布マスクなどタイプを問わず収納できる。
色はホワイトやブルー、ピンクなど全8色で1枚580円(税込み)。同社の販売サイトで扱っている。
同社では「新しい生活様式に寄り添った商品の開発できないかと検討を重ねて企画した。一時的な収納のほか、家族間での使い分け、会社での福利厚生の一環などとして活用してほしい」としている。
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