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休業者約600万人に急増 失業率も2.6%に
記事提供元:エコノミックニュース
高市早苗総務大臣は29日の記者会見で「就業者のうち、4月の休業者数は597万人と1年前に比べ420万人増加した」と語った。3月に比べ389万人増加していた。
高市大臣は「リーマンショック時には見られなかった現象だ」とし「就業者が直ちに失業者に転じていないという状況だが、新型コロナウイルス感染症の影響が非常に大きく現れているので、引き続き、十分に注視していく」とした。
高市大臣は「就業者数は6628万人と1年前に比べ80万人減少し、2012年12月以来、7年4か月ぶりに減少に転じた。産業別では新型コロナウイルス感染症の影響により宿泊業、飲食サービス業、卸売業、小売業、製造業などでの就業者数が減少している」と述べた。
また4月の完全失業率も季節調整値で2.6%と、2017年12月以来、2年4か月ぶりに2.5%を超えている。
高市大臣は「働く場所があってこそ皆様の生活が成り立つわけで、休業であれ、失業であれ、しっかり見ていきたい」と動向を注視していくとした。雇用確保が特に重要政策課題になっている。(編集担当:森高龍二)
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