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捜査令状なしに履歴データ入手できる法案が米上院通過 IT大手が下院での阻止に動く

2020年5月28日 08:54

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記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 米連邦捜査局(FBI)が、IT企業などに対し令状なしでさまざまな個人情報の引き渡しを強制的に求めていることは過去にも問題となっているが(ZDNet Japanの2015年の記事)、超党派の議員らや米IT企業らはこういった行為を規制するための法律の整備を求めている。しかし5月13日、米上院はその1つである「USA Freedom Reauthorization Act」の修正案を1票差で否決した(ZDNet JapanTECHSPOTSlashdot)。

 この修正案には、FBIが米国民のWeb閲覧履歴や検索履歴の取得を求める際には令状を必要とするといった内容が含まれている。しかし、これが否決されたことから、このままではFBIは今後米国民のウェブ閲覧履歴を令状なしに閲覧できるようになってしまう。

 これを受けてMozillaやReddit、Twitter、Patreonなどの企業は、政府当局が米国民の検索履歴や閲覧履歴の閲覧を求める際に令状を必須とするよう求める書簡を共同で出している。

 FBIは、米国愛国者法(USA PATRIOT Act)に基づく国家安全保障書簡(National Security Letter、NSLs)という仕組みに基づいて令状なしでの個人情報引き渡しを求めていた。この仕組みは司法による監督なしにさまざまなデータの提出を個人や組織に対し強制できるものだが、愛国者法が2015年に失効したことから、新たな枠組みであるUSA Freedom Reauthorization Actの下で当局は政府の監視権限を復活させようとしているという。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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