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英語の伸び悩みには英文法のやり直しを
英語学習を続けていると、「英語がうまくならないな」と感じるときがある。簡単な英文なのに意味が理解できない。定型表現があったはずなのに、口から英語が出てこない。そんなときには英文法を復習するといい。
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英語の決まったルール・英文法を復習すると、英語上達のスピードが上がる。今回は英文法を学習するメリット、どんな参考書を選んだらいいのか、英文法本の使い方を紹介していく。
■英文法を学習するメリット
英文法のルールに従って単語が並んでいる英語。英文法を学習することで、英文の構造がわかり、読む力と書く力の両方が手に入る。日本人は英語を話すことが苦手と言われるが、実は英語を書くのも不得意なのだ。読解力と書く力をつけるためには、英文法というルールを覚えるのが近道だ。
英文法と聞くと、文法言葉が難解で苦手意識のある人も多いのではないだろうか。しかし英文法は中学レベルをマスターするだけでも、英語の基礎ができる。さらに高校レベルを学習すれば多様な表現力が身につく。英語の伸び悩みを感じたら、英文法をひととおり復習すると、つまずきポイントがよくわかる。
■文法本の選び方
英文法本は数多くあり、学習者のレベルにもよるため、一概にこれがいいとは言えない。基本的には高校で使用した文法本で十分である。使い慣れた本があるのなら、そのまま使用するのがいい。
新しく英文法本を購入するのなら、まずは薄い本を選び、短期間で勉強することがおすすめだ。最初から最後まで一気に学習して、さらにもう1回復習すると記憶に定着しやすい。短期間で1冊やり終えれば、達成感も手に入る。
文法本を1冊終えた後で、もっと詳しく知りたいときは、詳細な説明がある辞書タイプを購入するといい。疑問点があれば頭に入りやすいものだ。
文法本選びは購入前に実際に何冊か比較して選ぶのがおすすめである。自分好みの文体があるため、理解しやすい説明文で自分のレベルにあった文法本を選びたい。すっきりした文章が好きな英語中級者が、丁寧でカジュアル口調の初級者用の文法本を購入すると、読むのがいやになる。実際に手に取り読み比べるといいだろう。
■文法書の使い方
解説がわかりやすいかどうかに加えて、例文が大切である。例文をただ暗記するのではなく、自分なりの例文を作ると覚えやすさがアップする。日常で使わない表現なら、映画やドラマの主人公になりきり例文を作ると、イメージとともに暗記しやすい。
TOEICや英検のリーディングやリスニングでも大きな手助けとなる英文法。難解そうな長文でも英文法を知っていることで、順に見ていけばすんなり意味がわかることもある。
英語の上達には基本となる英文法を学ぶことは大切だ。この機会に文法本をもう一度復習するのはどうだろうか。(記事:鵜飼圭・記事一覧を見る)
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