英語学習にSNSを活用 アウトプットとモチベーションアップに

2020年5月20日 20:33

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 SNSをうまく使いながら英語の発信と英語学習を続けるのはどうだろう。人気のTwitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)、Facebook(フェイスブック)を毎日使う人も多いだろう。SNSを日本語で使うだけではもったいない。英語の書き込みや英語学習ツールとしてSNSを見てみよう。

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■SNSで英語をアウトプット

 世界とつながるSNSは、英語で検索すれば生きた教科書となる。趣味の英単語を入力するだけで多くの投稿を見られる。SNSなら覚えたての英語フレーズも使いやすい。

 ツイッターやインスタグラムは複数アカウントを作成できる。海外の人に覚えやすい名前の英語アカウントを作ろう。プロフィールに趣味を書けば共通のトピックを通して交流しやすい。投稿は短い言葉で大丈夫だ。「good morning」のあいさつから発信を始めてみよう。

 日本のアニメ、漫画、アイドル、盆栽、コスプレ、書道、日本の城、日本映画などは海外ファンも多い。「bonsai」「Kitano movie」などと検索するだけで海外からのファンとつながれる。また好きなアーティスト、俳優、ファッション、車、スポーツなどのトピックスも共通の話題で盛り上がれそうだ。

 気に入った投稿には気軽にコメントしよう。「good, awesome, cool, beautiful」など一言コメントでOKだ。もし返信コメントが来たら、さらにコメントを返すとつながりができる。世界中に仲間ができれば英語学習でも、「次はこのフレーズを使おう」などと熱が入りそうだ。

■インスタグラムのストーリーが人気

 インスタグラムのストーリーとは、通常の写真投稿とは別のものである。動画、複数の写真、文字などをすべて入れた画像を作成して投稿でき、編集の幅が広いため目立つ画像を作りやすい。

 ストーリーには専用のコメント欄があり、コメントや絵文字を簡単に送れる。DMのようにコメントのやり取りがチャット形式で続けやすいため、一気に交流が深まることが特徴だ。ストーリー投稿にコメントを入れると、普通は投稿へのコメントよりも返信コメントが来るようである。話がはずむインスタグラムストーリーで新しい英語フレーズを使ってみるのも楽しそうだ。

■SNSを英語学習のモチベーションアップに使う

 英語学習記録を、ツイッターやインスタグラムで発信する人もいる。SNSで「英語学習」と検索すれば、参考書、目標、学習状況などを見られる。つい休んでしまいがちな英語学習を続けるためのモチベーションアップに最適なようだ。英語上級者の学習方法も見られる。

 フェイスブックでは、言語を英語にして、友達を探せる。英語学習ページではBBC放送やVOA放送も見られる。身近なSNSを英語で利用して、英語のアウトプットと英語学習のモチベーションアップに活かしてみてはいかがだろうか。(記事:鵜飼圭・記事一覧を見る

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