スキマ時間に使える英語学習アプリ3選 TOEICや英検対策におすすめ

2020年5月6日 18:13

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 忙しくて英語学習をする時間がない人におすすめなのが、英語アプリだ。5分~10分の短い時間でも学習できるアプリも多くある。筆者もスキマ時間に「TED」や「ゴガク」アプリでリスニングを習慣にしたところ、手軽で続いている。今回はTOEIC対策に「abcee」、単語用「mikan」、旺文社の英語学習に「英語の友」のアプリを試してみたので紹介したい。

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■abcee

 数十冊の書籍に対応した、豊富な学習カテゴリーを持つアプリである。TOEIC模試、TOEIC問題集、TOEIC金のフレーズ、英検、英会話、単語、文法など範囲の広さに驚いた。好きな本を選びダウンロードして学習できる。

 TOEIC問題集では、最初にレベル判定テストを行う。解答説明は詳細で、パート1からパート7までどのパートが弱点なのかよくわかる。音声スピードは変えられるため、最初はノーマルスピードで、慣れたら速度を上げてリスニング対策にも効果的だ。

 テスト後すぐにピンポン音とともに解答がでるので、学習がゲームのようである。音声はクリアで聞きやすい。1回の勉強時間を設定でき、累計学習時間がでるので勉強の励みになる。

 各テストの最後にはリスニングとリーディング両方の予測スコアとレベルがでる。英語学習を楽しみながらできそうなアプリだ。無料と有料プランがあるが、無料プランでもかなりの問題量を学習できそうな印象だ。

■mikan

 人気英単語アプリ。こちらも学習カテゴリーを選択できる。カテゴリーは大学受験、TOEIC、日常英会話、ビジネス英会話、TOEFL、GRE、英検と幅広い。まずは自分のレベルを決め、目標を設定し、毎日暗記する単語数を選ぶ。10単語、30単語、40単語、100単語から選択できる。

 会員は、無料と有料がある。有料会員では学習履歴をグラフで表示、単語の日英テスト、暗記シートなど、より充実した機能が利用できるようだ。無料会員でも連続学習日グラフ、単語の英日テストを使用可能。試してみたところ、テスト後に褒めてくれるので、うれしくなりやる気が上がるシステム。人をおだてるのが上手なアプリである。

■英語の友

 英検問題集でおなじみの旺文社による、英語試験参考書をサポートするアプリ。英検、TOEIC、TOEFL、IELTS対応で好きな資格試験の英語学習ができる。

 英検受験に人気の「でる単」単語学習を試してみた。単語、意味、例文を聞ける。シャッフル再生やスピードの調節で集中して学習・復習できそうだ。最初はノーマルスピードで、復習は速めのスピードにより、単語勉強を短時間で繰り返し進められそうである。

 単語を覚えたかどうかをチェックできるのも便利だ。少しずつ進めればかなり単語力がつきそうである。ニュースを聞く際には幅広い単語が必須なので、ぜひ習慣にしたいアプリだ。

 どれも楽しく続けられそうなおすすめアプリ3選の紹介。ボリュームがあるものばかりで、やりがいがある。通勤あるいはリモートワークのちょっとした時間に、5分からでも試してみてはいかがだろうか。(記事:鵜飼圭・記事一覧を見る

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