Ubuntu 20.04 リリース

2020年5月3日 09:40

印刷

記事提供元:スラド

 KAMUI曰く、

 コロナ騒動の影響かイマイチ話題になっていない気がするが、英国時間の4月23日にUbuntuの最新版であるUbuntu 20.04 LTS(開発コード:Focal Fossa)がリリースされている。(OSDN MagazineクラウドWatch

 今回Linuxカーネルのバージョンは5.4になり、アプリケーションからカーネルへのアクセスを制限するカーネルロックダウン機能をサポート。またセキュアブート機能などによってもセキュリティを強化。目に見える部分としてはGNOME3.36を採用してディスプレイの表示スケールの任意倍率での利用が可能になった。これによりディスプレイサイズの小さい環境でも使いやすくなったとのこと。詳しいことは公式ブログをどうぞ。

 なお、20.04は5年サポートされるLTS版だが、エンタープライズ向けでは有償サポートのExtended Security Maintenance(ESM)を結ぶことで、約3万のソフトウェアパッケージについて10年間サポートするそうだ。 マジか……。

 スラドのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | Ubuntu

 関連ストーリー:
Unityデスクトップ環境がLomiriへ改名、ゲームエンジンとの混乱解消へ 2020年03月03日
CanonicalのGitHubアカウントが不正アクセスを受ける 2019年07月12日
Ubuntuの32ビットi386サポート打切り計画、反発を受けて一部パッケージを残すことに 2019年06月27日
Ubuntu 19.10は「Eoan Ermine」 2019年05月11日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事