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新型レーザー式オービスに対応! 従来型に接続できるユピテル「LS10」発売
ドライブレコーダーなど、自動車電装機器などの製造・販売を行うユピテルは、レーザー光受信に特化したレーザー式オービス対応のSUPER CAT「LS10」の販売を開始した。
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これまでオービスによるスピード違反の取り締まり方法は、走行している車にレーダー波を照射し、跳ね返ってきた電波との波長の違いから計測するレーダー式や、道路に埋め込まれたループコイルと呼ばれるレーザーにより計測するループコイル式などが一般的だった。
最近はこれらの方式に代わり、走行している車にレーザー光を照射して計測する、レーザー式オービスが多くなってきた。このレーザー式オービスは、ゾーン30などでも設置可能な移動式オービスにも使用されているが、従来型のレーダー探知機では探知不可能だった。
そこで、最近ではレーザー式オービスに対応したレーダー探知機も発売されるようになってきたが、探知範囲が狭く広い幹線道路では探知不能となることもあった。今回発売されたLS 10では、探知範囲を従来より広範囲で探知できるよう水平角度40度としている。
LS10に搭載されるレンズは、ユピテルが独自開発したエスフェリックレンズ(特許出願)を採用。このレンズは、オービスから発せられたレーザー光を効率よく集める性質を持つ。レーザー光は対象車に到達する時には弱くなっているが、この弱くなったレーザー光を集光することで、遠い位置からでも警報を発することができ、探知距離が従来の約3倍アップしているという。
LS10の取り付け方法は、本体単品でも装着も可能で、LED光とボイス警報で通知する。電源は、シガーソケットに挿すだけと簡単に接続でき、宙吊りタイプとダッシュボード取り付けの好みの方法を選べる。ユピテル製のレーダー探知機をすでに持っていれば、付属の分岐電源ケーブルを使用して接続し、エンジンのオンオフで連動させることも可能だ。
オービスによる取り締まりは厳しくなっており、移動式オービスでは事前告知をせずに設置している例も多くなった。レーザー探知機を取り付けることで事前に察知することができれば、安全運転に役立てることができるだろう。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)
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