英語の日常会話に"必ず"出てくる、知っておくべきfiller 7つ 前編

2020年5月2日 17:30

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 fillerとは文字通りfill(隙間を埋める)+er(~する人・物)で、ここでのfillerは会話のスキマを埋める言葉のことである。難しく聞こえるかもしれないが、日本語にもfillerは存在すると言えばもうお分かりだろう。つまり日本語でのfillerとは「え~」「あの~」「まあ~」にあたる。今回は会話の中で必ず出てくる英語のfiller 7つを前編、後編に渡って紹介しよう。

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■uh/um

 例えば以下の様に使われる。「I was (um/uh)thinking about rescheduling this event.(今回のイベントは延期しようかなと思っているんだけど)」。

 会話の中で最も頻繁に使われるfillerで、おそらく殆どの人が聞いたことがあるのではないだろうか。因みにこの2つには違いがあり、「um」はプレゼンテーションなど、どちらかと言えばオフィシャルな場で用いられ、「uh」はより日常会話で使われる。挿入する場所は基本的にはどこでも良いが、日本語と同じ感覚で使えば自ずと自然な位置に挿入するようになるだろう。

■like

 例えば「I was thinking about like rescheduling this event.」の様に使われる。likeの意味が「好き」以外に「~のような」という意味があることは、英語が得意な人であれば知っていることだろう。likeはfillerとしても用いられ、実はその頻度は非常に多い。特に米国に住んでいればlikeを聞かない日はないというぐらい使われる。「I like~」以外はfillerとして使っていると思っても良いぐらいだ。

■you know

 同じように「I was thinking about you know rescheduling this event.」のように使われる。また文頭使い「You know, I was~」等、置く場所は自由だ。日常会話、ビジネスシーン等場面を選ばずlikeと同様かなりの頻繁で使用される。「you know~」と聞いて「あなたは知っている~」と訳していた人は、今日からは「これはただのfillerである」と認識して頂きたい。you knowはしばしば「ya know」と発音される。

 日本語と同様fillerには特別に意味はない。が、fillerを使うことで英語力が格段に上達する。その理由については残りのfillerと共に次回後編にて解説する。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る

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