関連記事
「容量無制限」うたうMVNO型通信サービスでトラブル、「無制限」の提供は困難?
「クラウドSIM」などと呼ばれる、仮想的にSIMカードを扱う技術を使ったサービスが登場しているそうだ。こうしたサービスの中には「容量無制限」などとうたうものもあるものの、そういったサービスで通信速度の提供やサービスの停止といったトラブルが発生しているという(ITmedia)。
クラウドSIMは、MVNOとして通信サービスを提供する事業者が「クラウドSIMサーバー」と呼ばれるサーバーにSIMカードを設置し、顧客はそのサーバーからSIM情報のみをダウンロードして通信に使用するという技術。これを利用することで、顧客はSIMカードを差し替えることなしに複数の事業者のネットワークを利用できるようになるというメリットがある。
一方で、クラウドSIMを使った「使い放題」サービスを提供していた「どんなときもWiFi」は4月3日より「サービスの安定供給」サービスの新規受付を中止。また、同じく「使い放題」としていた「限界突破Wi-Fi」では速度低下が発生し、4月1日以降は「1日5GBまで使い放題」に変更されることとなった。これらサービスでは、通信容量制限のあるSIMカードを仕入れてクラウドSIMサーバーに設置し、SIMカードの容量を使い切ったら別のSIMカードに切り替える、といった手法で「使い放題」を実現していたが、その後SIMカードの調達ができなくなったためにトラブルに発展したようだ。
スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | インターネット | 携帯通信
関連ストーリー:
ドコモの5Gサービスは3月25日より開始、月額7,650円で当面データ量無制限 2020年03月18日
5Gで先行する韓国、すでに移動通信トラフィックのうち約21%が5Gによるものに 2020年02月13日
ソフトバンク回線を使用する容量無制限の「格安SIM」登場 2020年01月22日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード
スポンサードリンク
- ソフトバンク、3Gサービス終了を延期へ 1/18 20:37
- BPO、TBS「news23」に放送倫理違反があったと判断 1/15 17:47
- NHK、旧BSP 103チャンネルで能登半島地震の情報を放送 1/11 16:15
- Wi-Fi Alliance、「Wi-Fi 7」の認証プログラムを開始 1/11 16:12
- ソフトバンク、有線給電ドローン無線中継システム等の提供開始 1/10 10:13