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レクサス 「GS」、ラストモデルの特別仕様車”Eternal Touring”を6月1日発売
レクサスは23日、2020年8月をもって生産を終了するグランドツーリングセダンGSから、最後の特別仕様車“Eternal Touring”を6月1日より全国のレクサス販売店を通じて発売するとアナウンスした。ベースは、GS450h/350/300h/300“F SPORT”で、価格は710万円~900万円。
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■振り返るGSの歴史
GSはトヨタで販売していた「アリスト」のレクサスブランドとして、1993年に発売された。海外モデルでは発売当初からGSとして販売されていたが、日本国内では「アリスト」として販売されていた。1997年にアリストがモデルチェンジしたことから、その翌年に後を追ってGSもモデルチェンジした。
2005年に3代目へとモデルチェンジしたが、同年に日本でレクサスが開業し、その第1弾として市場をけん引してきた。いわば、レクサスの相棒といえる存在だろう。
実は当初ハイブリッドの設定はなく、2006年にGS450hのハイブリッドモデルが追加された。その後、2012年にモデルチェンジを果たした現行モデルは、ドイツのサーキット・ニュルブルクリンクなど世界各国で約100万kmをこえる走り込みを行ったことで、過去モデルよりも相当高い走行性能をもった1台となった。
4代目に設定されている「F SPORT」というスポーツグレードは、ノーマルグレードなどと差別化を図っており、専用のエンブレムや専用スピンドリルグリルなど、「F SPORT」に特化した装備内容となっている。
■気になる“Eternal Touring”の装備内容
前述したとおり、ベースはGS450h/350/300h/300“F SPORT”である。まずエクステリアだが、スピンドルグリルはグロスブラックになり、そのフレームには漆黒メッキが採用された。またリヤスポイラーは“Eternal Touring”に合わせブラックに変更されている。
その他では、オート電動格納ミラー(電格)もブラックに変更。足回りはフロント235/40R19、リヤ265/35R19タイヤで専用アルミホイールが装着され、ブレーキキャリパーもオレンジ色に加工されている。
インテリアは、本革ステアリングやシフトノブもブラックがベースであるが、その中にアクセントとしてブラック・レッドステッチをあしらった。
専用本革シートはブラック・レッドステッチとアルカンターラの組み合わせになっており、運転席、助手席にベンチレーションとヒーターがついている。メーターフードやセンターコンソールなどはそのレッドステッチに加え、シートと同様にアルカンターラが採用された。
安全装備としては、クリアランスソナー&バックソナー、アダプティブハイビームシステム(AHS)、ブラインドスポットモニター(BSM)などが装備される。ちなみにヘッドランプクリーナーは、もともとアダプティブハイビームシステムとのセットでのメーカーオプションだったため、“Eternal Touring”では通常装備となる。(記事:キーパー・記事一覧を見る)
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