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Intelsat 901、ノースロップ・グラマンの人工衛星延命サービスで完全な運用状態に復帰
Intelsatは17日、ノースロップ・グラマンの人工衛星延命サービスにより、同社の通信衛星Intelsat 901が完全な運用状態に復帰したことを発表した(プレスリリース、 The Vergeの記事、 Ars Technicaの記事、 The Registerの記事)。
Intelsat 901は通信衛星としてのサービス機能に問題はなかったが、推進剤が残り少なくなったため12月にいったんサービスを終了し、墓場軌道へ移動していた。ノースロップ・グラマンの人工衛星延命サービスはMission Extension Vehicle(MEV)と呼ばれる宇宙機を人工衛星にドッキングして高度や軌道の制御機能を提供するものだ。昨年10月に打ち上げられた1号機のMEV-1は2月にIntelsat 901とランデブー。民間機同士では史上初となる軌道上でのドッキングに成功したのち、新しい軌道へ移動していた。Intelsatは4月2日におよそ6時間かけて30ほどの顧客へのサービスをIntelsat 901に移動し、現在は完全なサービスが提供可能になっているとのこと。MEV-1は15年以上のサービスが可能な推進剤を搭載しており、5年間のIntelsat 901へのサービス終了後は別の人工衛星に延命サービスを提供する計画とのことだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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