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英語の発音練習「フォニックス」とは? アルファベットには発音読みがある
英語の発音練習である「フォニックス」を知っているだろうか?ネイティブの子どもがはじめに学ぶ英語発音法だ。フォニックスを知っていれば、知らない単語でも読めるという。大人の英語学習にも向いているフォニックス練習法について、紹介したい。
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■フォニックスとは
英語のアルファベットには、名前の読み方と、発音の読み方の2種類がある。どういうことかというと、「abc」を「エービーシー」というのは名前の読み方。それとは別にアルファベットにはそれぞれ発音の読み方があるのだ。
「a」は「ア」、「b」は「ブ」、「c」は「クッ」、「d」は「ドゥ」、「e」は「エ」、「t」は「テ」のように発音する。アルファベット24文字すべてにこのような発音としての読み方がある。たとえば、「cat」は「クッアテ」のような発音となるのだ(このカタカナ発音表示はこんな感じという参考までに)
■フォニックスを勉強するメリット
アルファベットごとの口、舌、筋肉の動かし方といった基礎を練習することで、英語の発音はナチュラルになる。発音に自信がつけば、英会話をより楽しめるだろう。
アルファベット本来の「音」を覚えることで、はじめて目にする単語でもアルファベットを順に読めば発音できる。はじめて耳にする単語でも音の順番にアルファベット文字にスペルできる。
フォニックスではスピーキングとリスニング両方の力がつく。ほかにも母音、子音、サイレント音の関係など英語発音のルール「音声変化」も同時に学んでいける。
■フォニックス勉強法
YouTubeであれば、講師の口の動きがよくわかる。口、くちびる、舌の動かし方をじっくり観察したい。破裂音や摩擦音ではどのように口や舌を使うのか、講師の口の動きを繰り返しマネするのがおすすめだ。リピート再生で納得するまで繰り返せるのが便利である。
ときにはマネするだけで口や舌がしびれることもあるだろう。英語と日本語では発音方法が違うので、ひたすら英語特有の口の動かし方に慣れることが大切だ。
YouTubeには、さまざまな講師による動画があるため、自分に合う講師を見つけやすい。再生回数の多い動画なら説明がていねいでわかりやすいだろう。
歌での練習もおすすめである。リズムにのりメロディーで覚えるのは楽しい。歌にはアニメーションが多いため、カラフルなイラストを見ながらリラックスして取り組める。動物鳴き声のシリーズでは多様な動物の吠え方や声を聞くことができ興味深い。
ネイティブが子どものときにはじめるフォニックス練習法。正しい英語の発音を学んでスピーキングとリスニング両方のブラッシュアップにつなげてはどうだろうか。(記事:鵜飼圭・記事一覧を見る)
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