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米国で新型コロナ対応で始まったオンライン学習、多くの学生がログインせず
記事提供元:スラド
taraiok曰く、
アメリカの教育現場では、学生の欠席の多さが慢性的な問題となっている。新型コロナウイルスの影響で現在、全米の学校の大部分が閉鎖されており、その代替としてオンライン学習などが行われている。しかし、オンライン学習になった結果、これまでにないほど多くの生徒が授業を欠席しているという(The New York Times、Slashdot)。
欠席率の高い学生の多くは低収入の家庭で、インターネット接続へのアクセスが不安定な環境であったり、自宅のコンピューター設備の不足などからオンライン学習に参加できない。ロサンゼルスでは先週、高校生の約3分の1がログインしていないという報告があった。オハイオ州ミンフォードでは、インターネットプロバイダーがサービスを提供していない森林地帯に多くの学生が住んでいるという解決の困難な課題も出ているという。すでに教育者の間では、夏休みの短縮や一部またはすべての学生の留年といったことも検討されるようになってきているようだ。
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