Mozilla、2件のゼロデイ脆弱性を修正したFirefox 74.0.1/ESR 68.6.1をリリース

2020年4月5日 17:17

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記事提供元:スラド

Mozillaは3日、2件のゼロデイ脆弱性を修正したFirefox 74.0.1およびFirefox ESR 68.6.1をリリースした(MozillaのセキュリティアドバイザリNeowinの記事Ghacksの記事)。

修正された2件の脆弱性はいずれも解放後メモリー使用の脆弱性で、CVE-2020-6819はnsDocShellデストラクター実行時に、CVE-2020-6820はReadableStreamを扱う際に、それぞれ特定の条件下で競合が発生することで引き起こされる。いずれも脆弱性を狙った攻撃が確認されているとのこと。報告者はFirefox以外のブラウザーが影響を受けることも示唆しているが、影響を受けるのがFirefoxベースのブラウザーなのか、Firefoxとは無関係のブラウザーなのかについては言及していない。 

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