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英語の会議でもビクビクしない ビジネス英語こそ発音が重要な3つの理由
どうも日本人は、英語の発音を軽くみる傾向にあるようだ。「発音よりも話す中身が大事だよ」とか「世界中の人が訛りのある英語を喋ってるじゃない」という話を、一度は耳にしたことがあるだろう。
【こちらも】英語のリスニング力を向上させる方法 ポイントは「音声変化」と「発音」
しかし本当に発音は重要でないのだろうか。答えは「NO」だ。
ネイティブとまではいかなくとも、ある程度の発音レベルを習得していないと、英会話、特にビジネス英語の世界では大きく損をすることになる。
今回は、ビジネス英語こそ発音が重要な3つの理由を紹介していく。
■ 1. 自信を持って話せないから
日本人はシャイな国民だといわれているように、自分の意見を主張することが苦手な人も多い。しかし海外のビジネスパーソンと交渉するには、はっきりと英語で意思表示をする必要がある。
とはいえ、自信を持って話しているつもりが、何度も「What?」と聞き返されると、だんだん話すのが苦痛になってくるだろう。そうすると声も小さくなり、ますます聞き取りにくくなるという悪循環にはまってしまう。
■ 2. 能力を低く見積もられてしまうから
伝わればいいんだから、ブロークン英語でも問題ないという人もいるだろう。実際「黙っているくらいならまず話してみる」という姿勢はとても大事だ。しかし発音が悪いと、確実に相手からナメられる。
「こんな英語しか話せないなら、ビジネスパーソンとしてたいしたことないな」「もうちょっとデキる担当者に代わってくれないかな」
こんな印象を与えてしまったら、もう関係修復は難しい。いくらあなたが専門知識を持った経験豊かなビジネスパーソンでも、発音が悪いだけで「デキないやつ」として扱われてしまうのである。
これでは、あまりにももったいない。
■ 3. 重大な誤解を与えてしまう可能性があるから
自分は正しい単語を話しているつもりでも、発音が悪いとまったく別な意味に受け取られてしまうことがある。
契約の場などでは、契約書があれば致命的なトラブルにはならないと思うが、重要な金額などを間違って読み上げたら信用を失うのは間違いない。
いずれにせよビジネスの世界では、英語はコミュニケーションのツールでしかない。だからこそ相手へストレスを与えずに意思交換ができるよう、最低限の発音ルールを押さえておくべきなのだ。
では実際どうやって発音を身につければいいのだろうか。
まずは発音の本を1冊読んでみることをおすすめしたい。発音のルールを覚えて、実際に何度も喋ってみる。これを地道に繰り返してみてほしい。自分の話した英語を、スマホなどで録音してみるのもいいだろう。
少しでも早く発音をマスターして、ビジネスパーソンとしての実力を正当に発揮してほしい。(記事:長谷川カオル・記事一覧を見る)
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